ふつうの暮らし〜シニアな毎日

シニアのふつうの暮らしを綴ります

年齢と共に変わった美容室選び

今の美容室、満足していますか?


リピートする決め手

わたしはひんぱんに美容室を変えます。
ほんとうは、髪質や癖、好みを把握してもらうためには店を決めた方がよいというのは定説ですよね。


どこでも最初は初めまして…
口コミを見てとか、知人の紹介や素敵な髪形をされているのを見て、などきっかけはさまざまですが、リピートするポイントは思い通りのヘアスタイルに決めてくれたから、ではないでしょうか。
気に入らない仕上がりなのにもう一度行くなんてことはあまりないと思います。

美容室ショッピングを繰り返す

わたしはくせ毛のうえ髪の太さがまちまちで乾燥しやすい髪質なのだそうです。


パーマを当てると爆発して手に負えませんし、ストレートパーマは髪を余計に痛めます。
上手にカットしてもらっても、不器用なので再現できません。
オイルやムースを使ってまとめたり、艶を出すようにアドバイスされますが、髪に何かつけるのが嫌いなのです。


こんななので、あまり美容室に期待するところがなく、ここでなくては!というこだわりが産まれませんでした。
どこでもたいがい同じ…それなら店を決めて予約に縛られるより気分に任せて、もう耐えられない!と思ったときに、ナビの周辺検索で出てきた店に一見さんで飛び込む…なんて、人に言わせれば無謀な!行為を繰り返しています。


まあこれはこれでけっこう楽しいのですけどね。

年齢とともに変わる髪質

そうこうするうちに、年々髪に関するお困りごとが変化してきたのを感じています。
髪も地肌も年とともに衰え、細く弱くなります。
太さがマチマチで扱いにくかったのが、ボリュームアップに一役買っているようです。
薄毛に悩まされることがないのはありがたいです。


弛んだ顔にストレートは不釣り合いに感じ、あまりブローを掛けず自然にしているのですが、以前よりはボリュームダウンしたのでくせ毛が適度に動きを作ってくれています。
生え際の白髪が目立ちにくいのもくせ毛のおかげです。


ますます、美容室のこだわりがなくなりました。


シニアの美容室選び

わたしがひんぱんに美容室を変えるのは知人の間ではけっこう評判です。
感想を教えてほしいとか、市内の店を制覇してreviewを書いたら?なんて言われます。


無謀だ!と呆れる反面、少しうらやましがられているようにも感じます。
みんな、100%納得して同じところに通っているというわけではないのですね。
変えるのが怖い、というのがほんとうのところではないでしょうか。


皆さんすてきなヘアスタイルをされているので、変えることはないと思いますが、それではどんな不満があるのでしょう?


おススメヘアケア用品が合わなくなった

数十年間、同じ美容師さんにお世話になっていた友人がアラフィフになって美容室を変えました。
友人より少し年下の美容師さんはセンスと腕が良いのでお気に入りでしたが、アラフィフになった友人の髪の悩みと指導してほしいヘアケアの知識が不足していたのです。


いつも同じにされてしまう


わたしが新しく開発した美容室の話をしていると、興味津々にお店の場所を尋ねる知人がありました。
いつも同じ髪型がトレードマークになっているきちんとされた方です。
なんでも、行きつけで、いくらこうしたいというスタイルを希望しても、けっきょく同じにされてしまうのだそうです。


この経験は複数の方からうかがいました。
髪質やいつもの服装を熟知しているから、ベストを選択してそこから動けないのですね。
時には冒険したいこともあるのです…


一押しのヘアケア用品が気に入らない


美容室には市販されていないヘアケア用品があり、メーカーとタイアップしていることも少なくありません。
お奨めの新製品がマッチしていればよいのですが、それが合わない、使いづらいなどの理由で、施術には不満はなくても足が遠のいてしまうなんてこともあるようです。


ある程度の年齢になれば、髪によくないと言われる製品でも使いつけたものを使いたいのです。


滞在時間が長くて疲れる


美容室はただ単に髪を切るだけの目的ではなく、日常を離れてリッチな気分を味わいたい、リラックスしたいという目的で出かけることも多々あります。


人気の美容室は予約が詰まっていて、毛染め、カット、シャンプー、セットまたはブローのたびに若干の待ち時間が加算されることも。


すると、美容室に出かけるのが半日仕事になります。


若く身体がしなやかなうちはそれも楽しみでしたが、シャンプー後にいつまでも濡れ髪でいると身体が冷えます。


座り心地が良い椅子と言っても、長時間腰かけているのは苦痛、早く横になりたい!


シャンプーがつらい


ていねいなシャンプーはありがたいですが、正直仰向けの姿勢は腰にきます。
これはほんとうの話ですが、シャンプー台で脳梗塞の発作が起こることがあるそうです。
同じような年齢のオーナーや施術者は研究されているでしょうが…


予約の日に行かれない


最近はコロナの影響もあり次の予約日を決めて帰ることが多いようです。
ヘアスタイルや好みで頻度は異なりますが、そんな先の予定は組めない、という声は意外に多いです。


逆に、年齢を重ねると少しの髪の乱れも所帯じみて老けて見えがちなので、若いころより通う頻度が増えます。
現役時代より時間に余裕があるので気になった時が行き時、ということが増えるのです。


料金が高く経済的に負担


単純に切ってもらうだけではすまず、ヘアカラーやスパやトリートメントを加えると結構な出費になります。
今回は毛染めだけ、今回はトリートメントを足して、など分けることも多いようですね。


居心地の良い美容室は?


これら総合して、シニアに取ってどんな美容室に行きやすいかリストアップしてみました。

  • 短時間で終わる…身体に負担が少ない
  • ヘアケア用品をすすめられない…すでに愛用品があり変えるリスクの方が心配
  • 頻度が増えるので、丁寧でなくてよいので低額な方がよい
  • オシャレより手軽さ
  • けれどマンネリになりがちなので思い切った提案をしてくれる…仮にやらないにしても、そんな気分を味わうだけでも冒険なのだ
  • 相性はそれぞれだからここはどうしようもない

こんなところでしょうか。



散歩や買い物のついでに普段着でふらっと寄る。


カウンターバーのバーテンダーのように適度に親しみやすく、
常連で盛り上がってない小さな店。


軽い世間話など楽しみながらチャチャっと切ってもらって、
小一時間ぐらい。


また気が向いたら来るわ、と店を後にする。


帰宅して洗面所の鏡をのぞくと、
小ざっぱりとしていい感じ。


すごくイケてるわけじゃないけど、ほどほどにおしゃれだ。


そんな美容室に出合いたい。



あなたは今の美容室に満足していますか?


最後までお読みくださりありがとうございました。


皆さまもよいヘアライフをお過ごしください。

60代の服の処分は現実を見据えて

不要品の処分、みなさんはどのようにされていますか?
だんしゃり、と打ち込めば即”断捨離”と変換されるところから、不要品の処分に多くの方が悩んだり持て余しているのが分かります。


もちろんわたしもその一人…なんですが、あえて学ぶことはせず自分なりに自分にあったやり方を模索しています。
のちのち悔やむようなことがあったときに、時流に流されたからだと思いたくないからです。


いっきにやるのもぼちぼちやるのも気分次第

生活って終りがありませんよね。
生きてる限りは生活するから、これでお仕舞い、は死ぬとき。
だからやり残すし、あれ取っておけばよかったなあ!なんて思い出すこともあります。
物忘れが激しくなっているのに、つまらないことは覚えていたりします。


思い出は時代の背景とともにある


十年以上前に、独身時代に気に入っていたデザイナーズブランドの服をいっきに処分しました。
もう絶対着ないのに洋服タンスの場所を取っていたからです。
後悔していませんけど、たまに物持ちの良い方が「これ三十年前のコートよ」なんて言ってるのを聞くと、取っておけばよかったなあ〜なんて思います。


世の中には様々な価値観があって、それらに触れて心が揺れます。


それも、その服にまつわる新しいエピソードに思います。
捨てて今頃は影も形もない、けれど服とそれを着て楽しんだ日々は心のなかにあり続けます。
パリッとしたまま、その時代の背景とぴったり重なったままで。


保管して古びて流行遅れになったそれと当時とは見た目も暮らしぶりも変わった自分が、そこにある現実です。


一度手に通して全身鏡の前に立って映して見て、違和感がなければきっとまだ楽しめるはず。
ピンとこないなら、そっとお別れします。
お別れしても記憶は残り続けるから、現物は要らないんですね。


今取っておくと死ぬまで着る羽目になる


高齢者福祉施設にお邪魔すると、年季の入ったあまり普段着に向かないような素材のカーディガンやセーターをお召の入所者さんがいらっしゃいます。
わたしの両親の年代は戦後モノのない時代を生き抜いたので何でも大切にして捨てられない…というのが定説です。


そのとおりに思いますが、認知症を発症していなくても自分で思うように買い物をするのが難しくなれば、それらを用意するのは家族です。
娘さんがいなければ息子さん、様々な理由で老老介護になっていればそれら準備するのはご主人です。


おうおうにして男性は女性の着るものについてよく知りませんから、家にあるものを持ってきます。
それで、ご本人が大事に取っておいたあまり普段着に向かないようなデザインや素材の服が持ち込まれるわけです。


ご本人はもっと着やすいものを普段は着ていて、本当はそんな服を着て過ごしたいかもしれませんが、ケアマネさんや職員さんは経済的なことにまでは踏み込めませんし、相談されなければわざわざ新しいものを準備するようにアドヴァイスをされないのかもしれません。


今は時代が変わり、お出かけ着と普段着の違いが著しくないので、わたしが入所する場合にはそんな心配はないでしょうね。


ただ、今こまめに処分しておかないと、例えば午後倒れて入院→施設に入所となったときに、もう着ていないけれどタンスに仕舞っていた服が持ち込まれるかもしれません。
それらは普段着古しているものより傷んでいないし、本人が気に入って保管していると家族は考えるからです。


気に入っているならそれはそれでよいかもしれません。
でも単に捨てられなかっただけだったら…テンション下がりますよね…


棄てるか棄てないか処分日に決める


わたしの洋服タンスは二階にあり大きすぎてクレーンを使って窓から出さないと移動できないので、今はキルト芯や裁縫用のノーションなどを収納しています。


下の階の押し入れにハンガーパイプを設置してクロゼット代わりにシーズンの服をハンガーにかけてあります。
礼服やシーズンオフの重衣料は小さな洋タンスに防虫剤を入れて吊るしてあります。


押入れクロゼットの衣替えの頃には日頃着ている服がズラッと並び、パイプに傾斜が出るほどです。


今朝はその中からテンションの上がらないものを取り出してゴミ袋に直行させました。
昨シーズン着なかったもの、着心地が悪かったもの、そこにあって好きと思えないもの、あまり良く考えず、手が止まったら止めます。
処分するか否かは感覚や気分に任せます。


処分に出したものの中には、もし出さなかったら活用したものもあるかもしれません。
でもたぶん、忘れてしまうと思います。
実物がなければ目に入らなければ”ないもの”になります。


タンスの引き出しも開けて、これを施設で着るのは嫌だなあ!と思ったら処分袋に。
処分日の朝に実行して指定時刻までに集積場に持ち込むので考える間がありません。


これを思いついたときにやります。
一回に出せる可燃物袋は一世帯4袋までなので、不用品を詰め込んだ袋と寝食共にしなくても片付いてしまうのが、思いついたが吉日のよいところです。


まとめ

  • 60代からの不用品処分は現実を見据えて
  • わざわざ時間を取らずとも思いついたが吉日
  • 見える化して見えないものはないものと思う
  • 判断基準はその日のテンション

最後までお読みくださりありがとうございました。


みなさまも良い一日をお過ごしください。

お風呂の残り湯で洗濯していますか?

タオルが匂う??

先日お風呂から上がってバスタオルで顔を拭いていたら、タオルが匂うのに気づきました。
天気が良いので屋外で乾かしたし、洗剤を入れ忘れてる…なんてこともないはず。
乾いている部分はうっすら柔軟剤と日向の匂いがしています。


洗濯に使う水の量と洗剤の関係


最近は炭酸系のジェル洗剤を使っています。


アリエール バイオサイエンス 部屋干し 洗濯洗剤 液体 抗菌&菌のエサまで除去 詰め替え 1000g
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P&G
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酸素系漂白剤と濃縮洗剤と柔軟剤がオールインワンのジェルになっているので手軽です。
水溶性のシートで分かれているのが、どういう仕組みで時間差で作用するのか良く分かりませんが、二カ月くらい使用して汚れ落ちに問題がないので続けています。


洗濯ものの量が極端に少ない場合は普通の液体洗剤を使います。


洗剤の使用料は線は水量(洗濯ものの重量)によって変わりますよね。
このジェル洗剤は、30L~65Lまではひとつ、65L以上は二つ使用すると取説にあります。


わたしの家では日立のビートウォッシュを使って洗濯をしています。




こちらのサイトによると、一日の洗濯もの重量は一人当たり1.5㎏で、洗濯ものの量は水量の7割程度にすると汚れが良く落ちるそうです。



うちは夫婦二人で一回の洗濯ものの量は3㎏から5㎏なので、水量を40L~50Lにしてひとつ投げ入れればよい塩梅です。


それなのに、なぜ洗濯物が匂うのでしょう…
洗濯層も日立純正の製品でメンテナスしたばかりです。

日立 洗濯槽クリーナー SK-1
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日立(HITACHI)
主要な電化製品



もしかしたら、おふろの残り湯で洗っているのが原因かもしれません。


意外に汚れているおふろの残り湯

わたしは水道水ですすぎますし、洗剤とともに酸素系液体洗剤も投入しています。
浴槽に入る前にはざっとかけ湯をしてお尻のあたりは洗い流しますし、毎日入浴しているしそんなに垢などたまっていないだろう…


これが大きな誤りだそうです。


衛生微生物研究所というサイトによりますと


風呂水の菌数は一晩放置すると、約1,000倍に増加!

これらは主に人の体(皮膚など)に由来する細菌で、入浴人数が増えるほど菌数も多くなる傾向がみられます。

さらに翌日になると、風呂水の菌数は数十万個から数百万個と、入浴直後の約1,000倍に増えることがわかりました。


風呂水の細菌の多くは人と共生関係にあったものですので、通常はそれらで病気になる心配はありません。


とはいえ、残り湯を放置すれば細菌に大量増殖の場を与えることになり、衛生的とはいい難いため、風呂水はできるだけその日のうちに利用し、ため置かないようにしたいものです。


とのことです。



まとめ

洗濯に風呂の残り湯を使うなら

  • 湯を汚さないように入浴する
  • できるだけ早く使う
  • 洗濯ものの重量は水量の七割程度になるように設定する
  • 酸素系漂白剤をプラスする
  • 屋外に干して日に当てる
  • 乾燥機でパリッと乾かす
  • これらをクリアすることですね。



一般的な浴槽に張る水量は200リットル、一回の洗濯機洗いに使用する水量は40リットルくらい?
う~~ん。。思っていたより捨てている量が多いです。


お風呂から上がったらその夜のうちに洗濯すると雑菌の繁殖が少ないようですが、翌朝もパジャマやシーツ類を洗うので二度手間になります。
2回に分けると夜に使う水の量は20リットルくらい?


手間暇かけたわりには…



ただ、残り湯は温かいので特に冬など洗剤が良く溶けて汚れ落ちが良さそうですよね。


残り湯を無駄なく使うことは環境のためにも良さそうです。


洗濯に使う以外に使い道を考えてみようかなあ…


とりあえず洗濯に使うのは止めてみています。


良い方法がありましたら教えて下さいね!


最後まで読んでくださりありがとうございました。


みなさまも良い一日をおすごしください。