ふつうの暮らし〜シニアな毎日

シニアのふつうの暮らしを綴ります

蕎麦ランチ五日目 割子蕎麦

こんにちは☀
午後からは雨の予報ですが今は強い日差しが照り付けています。


一日遅れの報告ですが昨日の蕎麦ランチ五日目です。



割子蕎麦


割子蕎麦は出雲地方の郷土食です。
茹でたそばを洗い水を切って丸い重箱のような容器に盛りつけます。
薬味は小葱と削り節と海苔ともみじおろしが定番で、長芋のすりおろしやなめこを乗せるとごちそうになります。
割子三段で一人前の分量で、店では重ねて出されます。
土瓶のような容器に出し汁が入っていて、そばに直接かけて食べます。
一段食べたら二段目に残った汁をかけて足りなければつぎ足します。
出雲地方(出雲市、松江市、奥出雲地方)には専門店がたくさんあります。
わたしも割子蕎麦の容器を持っていますが、お正月や来客があった時くらいで日頃はあまり使いません。


わたしは関東の出身なので蕎麦といえば信州ですが、信州の蕎麦が香りが高くしなやかなのに比較して、出雲の蕎麦は色が黒くて素朴な味わいです。
信州の蕎麦はザルに向いているでしょうが、出雲の蕎麦はザルだと蕎麦に出し汁が付きすぎて出汁の味しかしないように感じます。


また、ザル蕎麦につきものの山葵を付けないところが多いようです。
少ない出汁に山葵は溶けませんから、当たり前といえば当たり前ですね。
食べ方というものがあるものだと思います。